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1分1秒の睡眠時間が惜しい!産後の家事の時短術

産後クライシス:子育て 時短術
目次

産後育児は屈強な男たちも音を上げるようなスケジュール

突然ですが皆様ベーリング海のカニ漁をご存じですか?
カニ漁は、解禁期間が短く1日たりとも無駄にできないため毎晩の睡眠は多くて3~4 時間、ほぼ不眠不休で船員は働きます。

こちらがベーリング海のカニ漁のスケジュールといわれていますが、この過酷なスケジュール、何かに似ています。

そう、産後の新生児の育児スケジュールととても似ているのです。

カニ漁は筋骨隆々な屈強な男たちが臨み、あまりの過酷さにリタイアする人も出てくる人だとか。
育児は屈強な男などではなく、産後で体にダメージを負って弱り切った女性が行うもの。リタイア = 育児放棄。当然逃げることなんてできません。産後の育児は本当に寝る時間がないのです。

こんなハードスケジュールの中だと1分1秒の睡眠時間が惜しいもの。
赤ちゃんが泣いてあやす時間、おむつの時間、などはコントロールすることは難しいですが、日々の見えている家事に関してはいくつかコントロールをして時間を作り出すことが可能です。
この記事ではそんなチリツモの時短術を紹介して、それをすることで1カ月当たりどの程度の時間を作ることができるのかを紹介します。

中には初期費用がかかるものがありますが、時間をお金で買うという観点も育児には大切です。

ミルクづくりに「赤ちゃんの純水」を使う

赤ちゃんの毎日のミルクづくりでできる時短術をまず紹介します。
赤ちゃんには水道水をそのまま使うことができないので、熱湯で水を煮沸消毒をして、その熱湯を使ってミルクを溶かして作ってあげます。
もちろんそのままだと熱すぎて飲むことができないので、水道水や氷水でミルクが人肌くらいの温度になるまで冷ましてあげる必要があります。

そのミルクを冷ます時間が毎日何回も行うと非常に負担になってくるもの。
そこで、少量の熱湯でミルクを溶かした後に、常温や冷蔵庫で冷やしておいた「赤ちゃんの純水」で薄めることで冷ます工程をカットすることができます。

1カ月あたり短縮できる時間

1日にミルクを8回あげると仮定。1回あたりのミルクを冷ます時間を2分とすると…
1日あたり 8回 × 2分 = 16分
1カ月あたりだと 16分 × 30日 = 480分 = 8時間の短縮

純水を1カ月使うだけで1日分の睡眠時間分を作り出すことができます。

哺乳瓶の消毒は断然ミルトン!

赤ちゃんがミルクを飲んだ後は毎回哺乳瓶を消毒をしてあげる必要があります。
消毒の方法は大きく3つあります。

  • 熱湯で煮沸消毒
  • レンジでチンをして消毒できるタイプの消毒器を使う
  • ミルトンを使う

時短のためにおすすめしたい方法は断然ミルトンを使用することです。
ミルトンはタブレットタイプの消毒材で、お水の中に1錠入れておくだけで1日使用することができます。
煮沸消毒だと、お水を沸かす時間。レンチンの器具だとレンジをチンする時間と器具の中に消毒用にいれたお水を器具から捨てる時間がかかってしまい、毎日何回もあげるミルクの度に行っていると、負担が大きくなってしまいます。

1カ月あたり短縮できる時間

1日にミルクを8回あげると仮定。煮沸消毒、もしくはレンジでチンをする消毒器を使った場合の1回あたりのかかる時間を5分とすると…
1日あたり 8回 × 5分 = 40分
1カ月あたりだと 40分 × 30日 = 1200分 = 20時間の短縮

確かにミルトンは消耗品なのでそのたびに費用が掛かってきますが、こちらを使うと1カ月で3日分程度の睡眠時間を作り出すことができます

洗濯は放置で終わらせましょう!

こちらは時短家事の紹介としてありきたりかもしれませんが、ドラム式洗濯機は育児中は神器です!
ドラム式洗濯機なら洗濯~乾燥まで一気通貫で終わらせてくれるので、ただでさえ面倒な毎日の洗濯物干し、取り込みをマルっとカットできます。

新生児の育児中は赤ちゃんが服をミルクを吐いて汚したり、ウンチが服についちゃって汚したりと何回も服を着替えさせる必要があったり、赤ちゃんが寝るお布団のシーツは常にきれいにしてあげたいので、1日に2回洗濯機を回すこともざらにあります。
洗濯から乾燥までボタン一つで終わらせて、洗濯機を回している間に少しでも寝ることができたら体力の消耗を抑えられますね。

1カ月あたり短縮できる時間

1日に2回洗濯機を回すと仮定。1回の洗濯干し、取り込みに合計10分かかかるとすると、、
1日あたり 2回 × 10分 = 20分
1ヶ月あたり 20分 × 30日 = 600分 = 10時間の短縮

もちろんドラム式洗濯機は初期費用がそれなりにかかります(大体20万円程度)
ただ洗濯は新生児の育児中だけでなく、それ以降も毎日行うもの。
1年あたり換算にすると 10時間 × 12カ月 = 120時間の時短術になります。
1年あたりの120時間を20万円で買ってその時間を、子供のために使うと考えると悪くない買い物だと思いますよ!

赤ちゃんの鼻水はしっかりと吸ってあげよう

赤ちゃんは鼻水が詰まっても自分で鼻をかむことができないので、親が吸い取ってあげる必要があったり、量が多い時は耳鼻咽喉科に行って取ってもらう必要があります。

吸引力の弱い器具だとなかなか鼻水が取れずに時間だけを無駄にしてしまい、ちょっとした鼻づまりでも耳鼻咽喉科に通わなくてはいけなくなってしまいます。
そこで、しっかりと吸引をしてくれる器具、メルシーポットを使うことで耳鼻科に通う時間を短縮することができます。また、定期的に鼻水を取ることで病気の予防にもなり、結果的に赤ちゃんの健康を保ちつつ、病院に行く時間も短縮できます。

1カ月あたり短縮できる時間

メルシーポットを使って鼻水吸引を1日1回、5分。耳鼻咽喉科に行って鼻水を吸引してもらう時間を待ち地間も含めて1回あたり90分として、週3回行うと仮定。
1週間当たり
メルシーポットあり :5分 * 3回 = 15分
メルシーポットなし: 90分 * 3回 = 180分
→ 165分の差
1カ月当たり 165分 * 4週間 = 660分 = 11時間の短縮

もちろん、風邪を引いたときや粘り気のある鼻水でなかなか吸引できないときは耳鼻咽喉科に行ってください。ただ、ちょっとした鼻水なら自宅で取ってあげることで時短をすることができます。

まとめ

今回紹介した時短術はあくまで一例として見ていただき、参考になる部分があればピックしていただければ幸いです。
大事なのは日々の家事の中で時短できる部分を少しでも見つけて、チリツモで睡眠時間を捻出しようという意識です!
睡眠時間が減るとメンタルが不安定になり、産後クライシスの原因になります。

健全な産後ライフの近道として、皆様も夫婦で協力して日々の家事の中での時短ポイントを見つけてくださいね!

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